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山影のイワナ夜話

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Lifeworkの釣りを備忘録的に綴るTsuripEthanのBlog

ラパラF11 

rapara_F-11.jpg

35年くらい前の話。
ルアー釣りに夢中だった小学生の僕。
近所の野池でのブラックバスや、冬季のプールでのニジマス釣り。
当時はまだ釣具店で売られているルアーも今ほど種類がなく、どこでも手に入ったのは「ヘドン」か「ラパラ」くらいだった。
そんな中で小学生だった僕がお小遣いをためて買ったのがブルーの「ラパラF11」。
細身のボディとフック×3が恰好がよく購入したのだが、現場で使うといかんせん飛ばない。
そして、無くすのが怖くて池の真ん中に投げて、使い方もよく分からなかったのでただゆっくり巻くだけ。当然釣れる訳もなく。タックルボックの隅にひっそりと保管されるだけのモノになっていった。
しばらくして親父が「angling」だか「angler」だかの、だいたい180頁くらいの中綴じの雑誌を買ってきた。その記事の中に中禅寺湖のブラウントラウトの記事や、セッパリミノー、グリグリメソッドなどの話が載っていて、それを読むうちにどうしても中禅寺湖のブラウントラウトが釣りたいと思うようになった。
親父は渓流でのフライフィッシングに夢中だったのだが、どうにか説得し中禅寺湖に連れて行ってもらうことになった。

釣行の準備でいくつかルアーを買ってもらったのだが、雑誌にのっていたセッパリミノーは売っていなく。疑問符付きだったが雑誌でも評判の良かったキンクロの「ラパラF11」とアブの名作スプーンの「トビー」と数種の名も知らぬスプーン数個。
今となっては雑誌は処分してしまっているので、セッパリミノーの正体は何なのか分からないが、D-コンタクトのようなアウトラインだったように記憶している。
ネットで検索するとオリムピックのモノのようだ。確かにそんな感じのカタチだった。中古で手頃価格で売っていたら購入したいと思う。

話がそれたが釣行当日。
中禅寺湖の朝もやの中、雑誌に載っていた通りF11を岸際にキャスト。
その時は手持ちのF11が2つになっていたので、気持ちに余裕があったのか惜しげもなく岸際の障害物めがけてキャスティングできた。
そして、またもや雑誌の通りのグリグリメソッド。
バゴン!と水柱とともに魚がアタックしてきた。
おそらく水柱なんて立っていなかったと思うが記憶の中では派手な水柱が立った記憶がある。
記憶が美化されているのだろう。
無我夢中でリールを巻き岸に上げたのは30㎝足らずのブラウントラウト。
中禅寺湖でのブラウントラウト。しかも小学生が。
奇跡中の奇跡が起こったのだろう。
その日はそれ以上釣れることはなかったのだが、その1匹が嬉しくて嬉しくて数日はその“水柱”が頭の中を占領していたことが思い出される。

これがきっかけで野池でのブラックバスのメインルアーになり、加賀フィッシングエリアでは50㎝の見えニジマスを釣った百戦錬磨のルアーに昇格した。
現在ではもったいなくて使うことのできない想い出のルアーになりフックも当時のままタックルボックスの中で大事に保管している。

これが「ラパラF11」にまつわる僕の中でセピア色に輝く想いでの一つである。


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